これから学校を卒業し、社会人になる方は多いのではないでしょうか。
意外と卒業してから入社までの期間が長かったりしますよね。
その間に色々な葛藤があると思います。
緊張、不安、期待。
ですがやはり現在の心情で勝つのは、「社会でやっていけるかという不安」ではありませんか?
今回はその不安が少しでも無くすために、「社会人に必要な10のこと」をまとめたいと思います。
現在不安な方は、何か一つでも参考になれば幸いです。
目次
社会人と学生の違い
「社会に出たら分かる」
大人の人達によく言われませんか?
私は専門学校時代によく言われて、正直イラっとしてました。笑
具体的に何が違うかは教えてくれませんよね。
なので私が社会に出て、ここが違うな~と感じた所をまとめます。
・支払いの多さ(給料はほぼ消える)
・一線を引いた人間関係
・どこまでいっても「我慢」
まだまだ他にも沢山ありますが、想像しやすいのはこの3つではないでしょうか。
奨学金を借りている人はもちろんですが、家賃や水道光熱費等を全て合わせると意外と給料とトントンなんですよね。
学生時代の「大人のイメージ」は自分のお金で好きなものを買うという感じだったのですが、ボーナスだけが頼りなのが現実です。

職場の人間関係は「友達」ではないので、当たり障りのない言葉で日常を過ごします。
もちろん嫌な人も居ますが、それも「我慢」に含まれる要素の一つですね。
結局は給料の為に働いているので、馴れ合いやトラブルは必要ありません。
そこがストレスになってしまう方も少なくないので、気をつけましょう。
新社会人になる前に出来る準備とは
では学生の時に出来る事とは何なのか。
何点か絞って候補を挙げてみましょう。
・生活リズムを「就業時間」に合わせる
・居酒屋などの店をリサーチ、又は行ってみる
・「面白い話」を1つ作っておく
意外と入社まで期間があるので、崩れやすいのが「生活リズム」です。
学校では多少眠たくてもなんとかなりましたが、仕事ではそれが「ミス」に繋がって結果色んな人に迷惑をかけてしまうことになります。
なので、出来るだけ入社日までに就業時間通りに動けるようにしておきましょう。
仕事と同時に「お酒を飲める」ようになるのが社会人ですが、入社時期に任される事が多いのが「幹事」です。

突然「お店決めといて~」と言われる事も少なくないので、スムーズに提案出来るように2、3店舗は自分の中でお気に入りを見つけておきましょう。
3店舗ともジャンルが違うと多様性があり、良いかもしれませんね。
3つ目ですが、これを準備しておける人は「仕事ができる人」「面白いやつ」と、人気が出るのではないでしょうか。
突然何かを振られる事はよくあることです、特に飲み会なんかは多いですね。
「○○君なんか面白いことしてよ~」
そこでポッとすぐ対応できたら格好良いですよね。
新人さんで一番大事なのは「印象」です。

何故かと言うと、それしか判断材料が無いからです。
そこでユニークさが出せると周りから1つ抜き出た人になれますので、是非こちらも1つ用意しては如何でしょうか。
※笑いが取れずとも度胸が認められると思います。笑
社会で必要な10のこと
では本格的に「必要な10のこと」を説明していきましょう。
①週1で運動する
②カーテンを開けて寝る(日光を浴びる)
③判断が出来ない時は聞きづらくても聞く
④やる気は程々に
⑤憧れる人を見つける
⑥初任給で母親に花束を買う
⑦月1で「今月は○○をしました!」と報告する人を作る
⑧怒られるのは仕方ない。と割り切る
⑨ネットやPC、コピー機等の電子機器の知識を入れておく
⑩背伸びをしない
一つ一つ説明していきましょう。
①週1で運動する
これは「ストレス発散」の効果を含んだものです。
適度な運動は脳のリラックス効果があり、体も鈍らずにすむので非常にオススメです。
ランニングや筋トレはもちろん、散歩でも十分効果があります。
②カーテンを開けて寝る(日光を浴びる)
日光を浴びると「セロトニン」というリラックス成分が分泌されます。
睡眠の質の向上、ストレス軽減、頭痛の緩和が期待されます。
カーテンを開けて寝る事により、起きた時既に分泌されてますので驚くほどすっきり起きることが出来ます。
うつ病の予防にも繋がりますので、午前中に①と合わせると非常に効果的です。
ストレス対策や不眠症に関しては、こちらの記事で詳しく書いているので是非見てみてください!
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③判断が出来ない時は聞きづらくても聞く
仕事というのは時間が経てば経つほど、聞きづらくなってしまうものです。
これは誰でもそうです。
ですが、自分の判断で「やってしまおう」というのは危険です。
結果どちらも怒られるかもしれませんが、「迷惑を掛ける人数と量」が違います。
新人の内は「聞く責任」がある事を忘れずに。
④やる気は程々に
いや、そんなんじゃダメだろ!
そう思った方は非常に真面目です、もちろんそれでいける場合はその状態をキープしましょう。
「やる気を見せる」のと「常にやる気を出す」というのは違います。
仕事というのは絶対的に他人が評価するものですので、極論その人のやる気が見えていればOKな訳です。
常にずっとフルパワーでは仕事は出来ないので、「パフォーマンス」も大人のスキルの1つです。
⑤憧れる人を見つける
これは「ゴール」を決めるということです。
目指す場所が無ければ迷ってしまうのが人生です。
仕事のやり方、人柄、人望、何でも良いのです。
その人のやり方をまず「真似」する所から仕事は始まります。
最初から出来る人なんて居ませんので、まずは「出来てる人から盗む」のがベストでしょう。
⑥初任給で母親に花束を買う
私がやって良かったな~と思ったのは⑥ですね。
正直母とは仲があまり良くありませんでしたが、一人暮らしをして「家事」の大変さを知りました。
どれだけ子が親を悪く思ってても、親はずっと心配してくれています。
その心配を一旦落ち着かせるために、私は母に花束を渡しました。

その時に「ありがとう」と言えたので、自分が大人になったと実感も出来ました。
そのたった一言が言えなかった自分がどんなに小さかったか・・・。
どれだけお互い年を取っても、やはり母には勝てませんね。笑
綺麗事になってしまいますが、感謝を忘れてはいけません。
嫌な人もいますが、絶対に「見てくれてる人」もいるので見失わないようにしましょう。
⑦月1で「今月は○○をしました!」と報告する人を作る
職場の尊敬する先輩でも良いですし、プライベートの友達、家族や兄弟でも大丈夫ですが、所謂「その月に何を出来たかを報告」出来る人を作りましょう。
これは怠けるのを防ぐ事が目的でもありますが「自分が出来たことを見る習慣」を付けることにもなります。
意外と辿ってきた道のりを見る事を忘れてしまう人が多いですが、定期的にちゃんと見るようにしましょう。
しっかり出来ていますから。
⑧怒られるのは仕方ない。と割り切る
誰でも怒られるのは嫌なものです。
先輩方もこの道は通ってきました。
絶対起こってしまう事は、いっその事割り切ってしまいましょう。
かといって開き直るのとは違いますので注意が必要です。
イメージとしては、1回1回「怒られる事から意識を離す」ということですね。
なんで失敗をしたか。が分かっていれば極論「はい」の繰り返しで大丈夫です。
次に成功へ繋げることが出来ればそれで良いのです。
⑨ネットやPC、コピー機等の電子機器の知識を入れておく
「これだから今の若者は」
逆手に取りましょう。
インターネットやWi-Fiの仕組みや、PCやコピー機接続の知識を入れておくと重宝される人間になります。
何故かというと、会社はほとんど委託業者へサポートも一括しているからです。
いくら無料サポートと言えど、何か不具合がある度に業者に連絡するのは、会社としても時間のロスになってしまいます。
「僕出来ますよ~」と軽く直してあげましょう。
機械系は○○君だね~と早くも自分の個性を確立出来て、ネットの神様になれますよ。笑

インターネット回線やプロバイダに関しては、詳しくこちらの記事でまとめてますので是非見ていって下さい!

⑩背伸びをしない
仕事で一番やってはいけない事、それは「知ったかぶり」です。
分からない事は「分からないので教えてくれませんか?」と素直に聞きましょう。
仕事が出来ない、分からない事は恥ずかしい事ではありません。
むしろ知ったかぶりをして失敗する方が恥ずかしいですし、多大な迷惑が掛かります。
私の他記事でも所々書いてますが、背伸びをし続けるといつかは転びます。
知ったかぶりに限った話ではありませんが、身の丈に合わせた生活や歩幅でゆっくり進んでいきましょう。
起き上がるのに時間が掛ってしまう場合もありますので。
最後の一言
入社日までに凄くドキドキしますよね~。
でもそれはいくら考えても答えが出ません。
いっそ「気にしない気にしない♪」と気楽に居るのが一番ですよ。
だってその時間はおそらく最後の長期の休みになりますから。
仕事を始めてしまうと中々自分の時間が取れない事が多いです。
なので、今その考えてる時間を大切に「やり残した事はないか」を今一度見直してみては如何でしょうか。
ちなみに私は不安に不安が重なり、無駄にしましたけどね。笑
良いスタートを迎えられる事を願っています。